こんにちは、emiです。
私事ですが、、 今週祖母が亡くなりました。
102歳!大往生です。
少し前から弱っていたので、お別れをする機会が十分にあり、本人も特にやり残したことはなかったと思います。寂しいけれど、穏やかな気持ちで送り出すことができました。
いろいろと考えるなか、私が今、お話会で活動しているのは、おばあちゃまのお蔭だなとふと思いました。
祖母は買い物が大好きな人で、私もよくプレゼントをいただきました。私が小さいころはデパートの隣に住んでいて、おそらく店員さんとも仲良しだったのでしょう。おばあちゃまから届くおもちゃは、その時一番ほしい最新のものでした。発売したばかりのゲームウォッチをくれたのもおばあちゃまでした(年齢がバレますね!)。中学生になると、一緒に洋服を買いに行くようになりました。ちょっと背伸びのファッションに合うブーツを買ってもらったこともあります。
どの贈り物も素敵な思い出ですが、一番心に残るのは、私に子供が生まれてから入会してくれた、童話館ブッククラブです。これは、毎月、その年齢に合った絵本が2冊届くという配本サービスです。郵便局などにチラシがおいてあるので、ご存じの方も多いかと思います。書店に行くと、しかけ本やキャラクター本、目を引く華やかな絵本がたくさんありますが、それとは異なりちょっと地味だけど味のある本が多いです。長男が3歳くらいのときから中学生まで、約10年間、毎月2冊、200冊以上!自画自賛になってしまいますが、魅力的な本が自然とたまっていくので、子供たちへの読み聞かせ、かなり頑張りました。映画などでは、ママやパパが本を読み聞かせているうちに子供が寝てしまうというシーンがありますが、うちの子たちはお話の途中で寝ることなどほとんどなく、毎晩、しっかりと数冊読んでいました。そのおかげで、私はたくさんの絵本を知り、読み聞かせが好きになりました。
子供たちの成長とともに自分の子供と一緒に本をめくることはなくなりましたが、音と絵本のお話会に入り、今も現役で読み聞かせをしています。会に入るとき、「絵本が好きなのね」と言われて、素直にうなずけたのは、祖母が送ってくれたたくさんの絵本のおかげです。
明日は幼稚園で公演があります。小さい子企画では絶対に外せない紙芝居、「おおきくおおきくおおきくなあれ」。これ、童話館ブッククラブから送られてきたものの一つです。
明日からは、おばあちゃま、今までたくさんにありがとう、と感謝の気持ちを込めて、これをやりたいと思います。
コメントをお書きください
shibu (金曜日, 16 12月 2016 20:57)
ステキなセンスの血は、emiさんに受け継がれてますよ!そしておばあちゃまからのリレー、お子さまたちにさらにパワーアップされて渡されてますね!おばあちゃまは本当に大満足されていると確信します。