今日、息子の中学の合唱祭にいってきました。
名古屋の中学は、合唱が盛んです。
子どものころは、「日本中の中学生はみんな合唱をする」と思っていましたが、住む場所で行事が違うと、大人になって知りました。
私が中学生の頃も学校をあげてコンクールをしていたので、なつかしかったです。ン十年ぶりに聴きましたが、とても感動しました。賞をとらなかったクラスもみんなうまかったので、自分のことのように残念に思いました。
中学生が心をこめて歌を歌う声は、子どもと大人の間でとても澄んでいました。いつまでもこの澄んだ声をもっていてほしいな…心が一番揺れる時期なのは、きっと大人になり始めて、とても澄んでいるので、なんでもそのまま吸収してしまうからなのかな。
中学生の子どもたちには、素敵な大人の世界をたくさん見せて、希望をいっぱいもって欲しい。きらきらした明るい世界を目指せば、闇に迷っても抜け出せる。だから、大人の私たちが闇を作ってはいけない。そんな気持ちで帰ってきました。
私たちの朗読も、合唱に似ているところがあります。
それは、みんなでひとつになって、言葉を浮かび上がらせること。
朗読する人、セリフを浮き立たせる人、音楽を入れる人、効果音を入れる人、プロジェクタを操作する人、あと聴いている人たち…みんなで同じ方向をむいて、言葉に命を吹き込むこと。
ライブでしかできない、楽しい楽しい時間です。
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